都市の夜は
電飾も詩的に感じられる
遠い街並みの明かりは無数の星が輝くようであり
新宿のビル群は輝く一座の山のよう
朝5時 5階
ビルの間から昇る日の出を感じ
アラームが鳴る前に布団から身を起こす
シャワーを浴び その足で4階の庭へ
静寂な街の空気を一気に吸い込む
こうして毎日が始まる
初めて敷地に立ち 空を見上げた時には
想像できなかった
大きな空と建築群が作る山の景色
カーテンなんていらない開放感 そして都市の生活
欲しかったものを同時に手に入れたのだ